父からのイメージ

ゆかは精神的に弱いから自力では稼げない

(自立できない)

だから俺が必要なんだ

 

 

というイメージが父にはある

 

 

そのイメージのままにわたしは生きてしまっている

 

 

それはそれで

父の愛情表現なんだ

わたしを世間から守るために

傷をつけられないようにするための

父からの愛なんだ

 

わたしはその父の愛情を受け取るとこで

父への愛を示したかったんだと思う

 

 

父の愛を拒むことで

父を傷つけたくなかったし

不安にさせたくなかったんだろう

 

 

 

そうか

父も母と同じように

どこか心がの奥に不安があるんだな

 

 

二人ともその不安を抱えたまま大人なって親になったんだな

 

 

子どものときは

大人になれば完璧な人間になるものだと思っていた

 

 

でも、完璧な人間なんていないんだよね

 

 

 

幼かった自分をやさしく愛してあげよう

 

そして、傷ついたまま大人になった親ごと

今のわたしが労ってあげよう

 

 

冷たく暗くなっていたあの頃を

今のわたしがやさしくて暖かくて心地よい空間にしてあげよう

 

 

大丈夫だよ

世界はやさしくて暖かい

愛があふれてる